Food Stylist Yamada akiko

料理撮影に関わるフードスタイリング及びシズルを全般に手掛けています。

akikoさんの日々記録

2016年4月
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お仕事の事

炭火焼きのシーンを作る方法

打ち合わせで商品である牛タンを焼いて皿に綺麗に盛り付けるか?
炭火で焼いているシーンをのせるか?
どっちがいいかな?とデザイナーさんに相談されました。

炭火で焼いているシーンてこんな感じよね?

3

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シズル感あって美味しそうが伝わりやすいと思います。

どんな感じで紙面上で構成されるのか聞いてみた所・・・
他は陰が入る切り抜きだったり、カクハンになっても画角が小さかったり、
そして肝心の牛タンは3軒の食べ比べセットだったり・・・。

そしたら、3軒のお店の牛タンがわかりやすい別の見せ方が広告としては親切よね〜
と言う感じで話がまとまりました。

でも、もしかしたら炭火焼きのシーンも撮影したいかも!
と言われたので準備していく事に。

炭火の撮影をする=本当に炭を焚く。
と考えるフードコーディネーターの方々も多いですが、確かにそれは正解ですが実際に炭を焚いて撮影すると灰状になった物ばっかりがついて炭の赤いのは写らず、
それを取ろうと内輪であおいだりして・・・カメラのセットは灰だらけになってしまうんです。
煙だらけで思っていたのと違うと言い兼ねない話になってしまうのも少なくありません。
そしてもの凄く労力を使います。
それだけの撮影ならそれで良いのですが、数をこなす撮影ともなるとちょっと対応しかねますよね。

もっといい方法があるんです!

準備する物は
・木炭
・蛍光オレンジペンキ
・蛍光イエローペンキ
・グレーペンキ
・ペンキを塗るハケ(私は小振りの物を使用)

・LEDライト(私はヘットライトを2個使用)
・赤いセロファン1枚

1

炭火をペンキで表現するんです!
すごく画期的で、ナイスアイディアなんです!

木炭の上に、グレー・イエロー・オレンジの順にかすれさせながら全体を塗りすぎない様にまんべんなくまるで燃えている様に塗っていきます。
かすれさせながら&まんべんなく もの凄く大事なワードなので2回書きました。

七輪にLEDを仕込み、くしゃっとした赤いセロファンをのせ、炭を重ねていきます。
するとこんなに素敵な炭火焼のシーンが出来ます。

2

ね?すごくドラマチックで素敵な仕上がりだと思いませんか?
炭火をした時にでる煙は他の方法で適度に付ける事も可能ですし、炭がどんどん白くなっていくのも防げます。
もちろん、撮影内容によっては本当に焚いた方が良い場合もありますので、情報の1つとして知っていても良いですよね。

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