
ゴーストバスターズコラボバーガー
こんにちは!フードスタイリスト/フードコーディネーターの山田晶子です。
8/19(金曜)に、3D映画「ゴーストバスターズ」が日本公開されました。
皆さん、ご覧になりましたか?
NYの街で幽霊退治をする為に結成された組織、ゴーストバスターのお話ですが、
今作は全員女性なんです!
この公開を記念して、
コンビニ:スリーエフ から沢山のコラボ商品が発売となりました!
その中にスライマーバーガーがあります。
こちらのバーガーの撮影コーディネートをしました。
中に入っている緑のソースは、アボカドで出来ているメキシコ料理のワカモレソースです。
バーガーでは、スライムをイメージしているそうですよ!
バーガーの撮影は、フードコーディネーターをしていたら1度はやりたいお仕事の1つではないでしょうか?
私も以前、ロッテリアの全メニューの撮影コーディネートをしていました。
現場では、バーガーの上下のパンをヒール・クラウンと専門用語で呼びます。
撮影用に沢山のヒールとクラウンがスタジオに運ばれて来て、その中からいい物を選んだり、自分でカットします。
スタジオは、乾燥しがちなので湿度や温度管理も重要になって来ますが、乾燥してパンがひび割れないように保護します。
中に挟むレタスなどの野菜も沢山段ボールで送られて来ます。レタスは・色や形・ヒラッとなっているフリルの様子で撮影に見合った物を選別して行きます。
ソースはコロネや丸い口金がついた絞り出し袋に入れてスタンバイします。
↑コロネです。私は、コロネを作って絞り出す方が撮影中は効率が良いかなーと思い、こちらを採用しています。
中に挟むパテ(ハンバーグ)も側面の質感や焼き色などを見て、良い物を選んでおきます。
それぞれオーディションが終わると次は組み立てになります。
中にはチーズがとろ〜と出ていたりソースがとろ〜と出る演出を加える物もありますがその時に応じてパーツを組み立てて行きます。
中の具材がきちんと見えている事、不自然に見えない事、ヒールがつぶれていない事を注意しながらバランス良く組み立てて行きます。
クラウンの乗せ方で印象が随分変わる為、そのままのせません。
少しずらして、かすかに浮くように中に詰め物をします。
そうすると、印象良くバーガーが仕上がります。
仕上げに、レタス・チーズ・パテなどの挟んだ材は乾いた印象だと美味しそうには見えません。
テリ(つや)を出す為に油やお水を塗ります。
塗り方も、べたーと沢山塗れば良いと言う物ではありません。
とても繊細ですが、ハイライトの部分に合わせて効果的に塗ると、食材の質感や立体感が生まれて美味しそうが訴求出来る仕上がりになります。