
ごまを収穫だ!
こんにちは!
フードコーディネーター/フードスタイリストの山田晶子です。
今年は、雨が多いので畑の野菜達も何だか不調な様子です。
雨が降ると畑の通路に水が入り、土がどんどん締っていきます。
そうなると畑の土も固く・固くなるので、畝に直接水が入り、植物の根が冷えてしまいます。
そうすと根付きが悪く、成育にも関係して来ます。
今年は雨の関係で、玉レタスやキャベツが難しいです。
畝の周りを全てスコップで掘りおこして振った雨が浸透しやすくしました。
これが本当に重労働。
主人が頑張ってくれたのは言うまでもありません。
畑には、野菜の種や苗を植える前に肥料を混ぜて1週間程置いて土を寝かせて準備をしておきます。
作る野菜によって混ぜ込む肥料の内容や量は違います。
まるでお料理のレシピのようになっていて、野菜おいしさがそこで決まります。
もちろん、元々の品種の違いはありますが野菜も十人十色。
野菜の持つ最大限を引き出すべく作業です。
そこからお料理が始まっているんだなぁ〜と毎回思います。
そろそろ終わりの満願寺唐辛子。今年も沢山収穫し食卓をにぎやかにしてくれました。
白菜も結球し大きく成長中です。
こちらは、ごぼう。
葉っぱが茂って元気いっぱいです!
どんな風に成長しているかは抜くまでのお楽しみにとっておいて。
落花生。葉っぱがまるっこくて可愛い!
花が土の中に入って実になります。
だから落花生という名前になったとか!
表面の土を少し払ってサイズを見ます。
牛乳瓶の蓋くらいのサイズになったら出来上がり!
収穫まではもう少し・・・と言った所でした。
間引き大根です。
1穴に3粒の種を植えて、徐々に間引きをして一番強い立派な苗を残して大きな大根に育てます。
間引きでもよく見ると根の方が立派に大根になっています。
小さくてもちゃんと成長をしていると事を見ると何てドラマチックなんだろう〜と思いを巡らせてしまいます。
手間ひま掛けて、愛情掛けた野菜達。
毎回出来すぎるので、お友達やお仕事の方々にお裾分けをします。
自信を持って渡したいから、抜かり無く作業をします。
【黒ごまを】作りました。
種を植えた時期は6月でした。
種と言っても、ごまそのもの。
スクスク成長したごまは、7月後半には開花し、実が膨らんでいました。
花は、淡い優しいのピンク色。
先端に咲きました。
この袋状の中にごまが入っていると思うと、収穫時はどうやってあの小さな小さなごまだけを取り出すの?
と少し疑問と期待が・・・。
9月下旬に刈り取って乾燥させます。
今年は雨が多く乾燥させるにも一苦労でしたが、風通しの良い所に置く事に。
蒸れてカビてしまうのは絶対に避けたい!!
日が経つにつれ、徐々に色が変わり乾燥して来ました。
でもまだ水分を持っているので通気のよい所に置いておきました。
何日か経つとカラカラに乾燥して自然に袋がはじけて出てくるごまもありました。
でもやはり出てこないごまも多々あります。
全部が全部出て来る訳ではありませんでした。
出てこない物に関しては、もう少し乾燥させてはじけるのを待とうかと思います。
洗いごま
スーパーに【洗いごま】と【煎りごま】とありますが、
【洗いごま】は洗ってあるだけの生の状態。
【煎りごま】は洗って炒った加熱済みの状態。
先ずはごまを洗うことにしました。
大変!!!
ごまも浮いて来てしまったーーー!!!
私の予想だと、ごまは沈んでいてゴミだけが浮くと思っていました。
なのに、ごまも結構な数が浮いて来てしまった。
もう少しグルグル混ぜたら沈まないかやってみました。
勢い良く!
!!!!
ごまの表面に油膜があって分離している状態です。
全然だめだね。
何度も何度もそーっと水をこぼして表面のゴミだけを取り除く一番地味な方法で解決する事にしました。
目の細かいざるで水気をよく切って、
フライパンに入れて煎りたいと思います。
しっとりしていたごまも、表面が乾いてさらさらして来ました。
艶も出て来て、パチっとはじけるようになったら完成です!!!
ごまって商品にしている農家さんや会社、すごい!!!
国産ごまが、高い理由が何となくわかった気がしました。
すって香りを出そう!
すり鉢に煎ったごまを入れて優しく香りが立つようにすっていきます。
徐々に香りが立って来ました。
ごまは、すりつぶす事によって、食べた時の吸収も良くなるんです。
ごまには若返りの栄養素がたっぷり詰まっています。
白髪や抜け毛にも効果的な食材なので、毎日効率よく食べたいですよね!
すりたてのごまで大好きな、ごま塩おむすびを作りました!
自分で作っただけに、美味しさも格段に違うのはなぜでしょう!!
美味しすぎます!!
ごま料理の可能性が広がります。
手作りを楽しむ山田でした。